G検定合格までのおすすめ学習法

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おはようございます!AWSエンジニアの木村です!

AWSの機械学習向け試験(AWS MLS)を合格するために、機械学習の知識をつけようとG検定を受けました!

今回、非AIエンジニアの私がG検定に挑戦し、無事合格することができましたので、その勉強方法、学習教材を紹介できたらと思います!

G検定とは?

G検定とは、ディープラーニングの基礎知識を有しているかを認定する資格です。昨今、Chat GPTなどの生成AIが話題を集める中、G検定を取得することで、「AIとは何か?」というAIを事業に活用するために必要な基礎的なリテラシーを身に付けていることをができます。

G検定の学習に用いた教材やサイト

1.深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版

おすすめ度:★☆☆☆☆(※自分の中で役に立った割合をおすすめ度として★で示しております。)

まず、購入したのが、こちらの「G検定(ジェネラリスト)公式テキスト」です。いわゆる、白本というものです。この本から出題される問題は約2~3割ほどと言われるので、役に立ったかというと少し微妙ですが、合格した人ほぼみんなが持っているので、一通り勉強が終わった後に、「知識の抜け漏れがないか?」の確認のためや、なんか持っているだけで安心するといった安心剤として、機能していました。

2.徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 (徹底攻略シリーズ) 

おすすめ度:☆☆☆☆☆

こちらの「徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集」ですが、私独自の感想だと、あまりおすすめできません。正直購入はしておらず、書店で眺めた程度ですが、問題が簡単過ぎます。基礎力というには基礎の、基礎すぎるので、これだけ解いて当日試験に臨んでも、よほどの理解力・応用力が無ければ、ほぼほぼ試験を突破するのは難しいと思います。

3. 最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集 第2版

おすすめ度:★★★★

続いて、購入したのが、こちらの「最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集」です。問題の解説がとても丁寧で、かつ問題量も豊富で、法律の範囲もカバーできます。この本だけでほぼほぼ試験範囲はカバーできるのでは?と私は思っております。

4. zero 2 one( Learning Blog <体験型>学習ブログ)

https://zero2one.jp/ai-word/

おすすめ度:★★★★★

辞書代わりに使えるサイトです!

このサイトにはすごくお世話になりました!

初めてG検定を勉強すると、当たり前ですが単語の意味がほとんどわかりません。ですが、このサイトは機械学習用語を一個一個、詳しく掲載してくれているため、問題を解いていて、わからない単語があるたびにこのサイトで調べていました。

5.Study-AI(G検定(ディープラーニングと機械学習の検定)模擬テスト

https://study-ai.com/generalist/

おすすめ度:★★★★

G検定の模擬試験サイトです!ほぼほぼ必修だと思っていますが、おすすめ度4にしている理由は、「最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集」だけでもカバーできる人はいるのでは?と考えているからです。

ただ、本番同様の難易度で問題が出るため、やっておいた方がいいなと思います。(何問かはこの模試から似たような問題も出てましたし…)

「100%必修ではないけど、やっといた方がいいよ」というような感じです。

6.Youtube(シミュレーションの世界に引きこもる部屋(G検定、DS検定関連がメイン))

おすすめ度:★★★

G検定の合格までの道のり、傾向、対策を解説してくれる動画です!

愉快で、ユニークな解説をしてくれるため、私は勉強が疲れてきた時に、見ていました!

このサイトで特に良かったなと思うところは「カンペシートの作成」です。

G検定はカンペOKの試験になっております。もちろん、試験の問題数が多いので、カンペに頼っていては絶対に最後まで解けない構造になっていますが、私はカンペは作っておいた方がいいと思っています。

カンペを作ることで、作る過程で、ある程度その知識が身についていきます。また、そのカンペを見返すことで復習にもなります。

もちろん、試験当日は、「あれなんだったけ?」ということも出てきますので、その時にカンペを出してみることで、より合格に近づくための手助けにもなります。

このYoutubeは他にも詳しい解説がありますが、時間がないときはカンペシートの作成方法だけでも見てもいいなと思います。

カンペシートの一例ですが私は下記のようにパワポにまとめていました。スクショを貼り付けるだけでなく、後で検索できるよう、できるだけ調べた単語は文字にしています。

6.Youtube(中学数学からはじめるAI(人工知能)のための数学入門)

おすすめ度:★★★

G検定で出てくる微分、線形代数の問題を解くために役立ちました。

数学を最後に勉強したのが大学1年生…私でいうと約10年以上も前なので、流石に忘れていました…

G検定の問題だとそこまで難しい数学は出ないので、理解する程度であれば、上記の動画だけで十分だと思います。

G検定の合格までの勉強方法

基本的には、「問題を解く」→「わからない問題は調べる」→「調べたところはカンペシートに記入する」を繰り返していました。

参考書の使い方としては、下記の順番で実施しました。

  1. 「最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集」を解き、わからない問題の解説を確認します
  2. 「zero 2 one」で手順1の解説でも理解できない単語をさらに調べます
  3. 「中学校で始めるAI(人工知能)のための数学入門」で「zero 2 one」に載っていない数学の問題箇所を動画視聴します
  4. 「シミュレーションの世界に引きこもる部屋(G検定、DS検定関連がメイン)」のカンペ作成方法で、手順1~3をまとめていきます
  5. 問題集を全て解き終わったら、「Study-AI」の模擬試験を解いていきます(この時点で結構間違えて焦ります…)
  6. 「Study-AI」の模擬試験でも、手順1で問題を解いた時と同じように手順2~4を繰り返します

これを繰り返すことで、私は下記の点数で合格しています。(ただ、数学や法律のところは、私の受けたときは少し難しいなという印象でした…)

G検定を受けてみて

G検定を受けてみて、AIの仕組み(特に最近話題に上がる生成AIの仕組み)について、かなり理解が深まりました!

今後、AIって何?って質問ぐらいなら、歴史的背景を踏まえて説明できます。

また、G検定を受けてから、その後AWS MLSを受験しましたが、こちらも合格することができました。AWS MLSを受験予定の方もG検定をまず受けるという選択は考えた方がいいなと思っております。

「AIの基礎知識を身に付けたいな!」「AWS MLSを勉強したいけど、何から始めようかな?」っと考えている人がいましたら、私はG検定をおすすめします!

以上ベンジャミン木村でした!

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